〜QUOINE QRYPTOSについて〜
QUOINEXを運営するQUOINE社が国外にて運営している取引所、QRYPTOS(クリプトス)について解説していきます!
※QRYPTOS(クリプトス)は現在、日本人の登録、口座開設ができません。ご注意の上、興味がありましたら読んでみてください。
☆QRYPTOSの概要について
QRYPTOSの運営会社はQUOINE Pte Ltd.というシンガポールの会社です。
QUOINE社はQUOINEXとQRYPTOSという2つの取引所を運営しており、現在2つの取引所は機能、特徴の異なった運営をしています。
しかしこれらの異なった機能を持つ2つの取引所は将来的にはLIQUIDというプラットフォームのもとに統合され1つになります。
というわけで統合前に2つの取引所の違いなどを解説していきたいと思います。
☆会社概要
- 会社名:QUOINE Pte Ltd.
- 設立: 2014年5月
- 拠点:シンガポール
☆取り扱い通貨
QRYPTOSでは現在、65種類の仮想通貨が132の通貨ペアで取引されています。
BTCやETH、XRPなどのメジャーなコインや自社発行のQASH、その他多くのアルトコインが取り扱われており、選択肢は充実していると思います。
まずひとつQRYPTOSがQUOINEXと異なる点ですがQUOINEXは法定通貨の取り扱いが多く、仮想通貨の数自体はそこまで多くないのに対し、QRYPTOSは仮想通貨専用の取引所となっているため法定通貨の取り扱いがなく、代わりに扱っている仮想通貨の種類は多いです。
大雑把なイメージとしては
- QUOINEXが法定通貨と仮想通貨のやり取りをメインとしている
- QRYPTOSは仮想通貨と仮想通貨のやり取りをメインにしている取引所である
と考えてもらって問題ありません。
QRYPTOSのメリット
☆QASH建てで仮想通貨を購入可能
QUOINE社自社発行のQASHで仮想通貨を購入することができます。
QASHは前述のLIQUIDというプラットフォームで利用されるトークンであり、ICOにてわずか1日で売り出し予定総額である約80億円が売り切れ、最終的にその124億円もの資金調達に成功したトークンでもあります。
なお、国内にある取引所でQASHが購入できるのはQUOINEXのみとなっています。
☆マイナス手数料が導入されいる
HitBTC、ZaifのBTC/JPYと同じように板の流動性を生むため、指値での注文はマイナス手数料となっています。
成行注文の手数料も0.15%と海外取引所の平均水準よりも安くなっているためどちらの注文方法をとったとしてもお得になっています。
☆運営会社のセキュリティが徹底されている
QUOINE社は法令やセキュリティなどにとても注意を払っているため、ユーザーとしては安心して利用、取引ができるようになっています。
QUOINE社のセキュリティはほかにここまで徹底している運営会社はないといえるほどの徹底ぶりであり、法令を順守しているというのも万一の場合を考えると安心材料となります。
QRYPTOSのデメリット
☆日本国籍の人は登録、利用ができない
冒頭にも書きましたが、一番大きなデメリットは結局日本人が利用できない、ということです。
法令を守ることを厳守している弊害、ともいえるのですが日本人が利用できるような取引所ですと様々な法的な制約が存在するため、日本人の参加を禁止して自由な運営を行えるようにしているようです。
しかしこのデメリットに関してはLIQUID統合後は日本からでも利用可能となり消滅します。